例えば一本歯がなくなった時のブリッジという方法があります。(実を言えばこのとき最もダメージが少ないのは両隣の歯を利用しないインプラントという方法ですが、常にできる方法ではないのでここではブリッジのことについて述べます。)
ブリッジは、したばかりのときは良いのですが次に虫歯が発生した時発見ができず、手遅れで抜歯になってしまうことがあります。
かぶせが歯ぐきのところまで歯をカバーしているため、虫歯になるところが見えないのです。
ではなぜ深々とかぶせるかというと、はずれにくくするためです。歯には一日に何千回も何十キロの衝撃がかかり、温度変化の繰り返しで接着面が緩んでしまうので、作り物はいつか取れてしまいやすいのです。
削る量を少なくすれば再度の虫歯にも対処しやすくなりますが、はずれやすくなります。接着性ブリッジというごく少量しか削らない方法もありますが、やはり時々はずれてしまいます。 |