インプラント
歯科のインプラントとは・・・
従来の治療法とのちがい
満足度が高い
現在のインプラント治療は骨が少ないケースを除けば、それほど特殊な治療ではありません。従来の義歯やブリッジに置き換わってゆく治療法であり、実際それらに比べるとはるかに治療のやり直しやトラブルが少ないことを日々実感します。 インプラントは高額ですが、それにも増して、患者さんの満足度が極めて高いので、こちらも安心してお勧めできるのです。 |
治療の流れ
インプラント治療の実際
第1段階(準備期間) | インプラントはすでに歯が無くなったところをどうするかという時の選択肢の一つにすぎませんから、その前にお口の基本的な状態(歯周病、虫歯、噛み合わせなど)がきちんとしていなければ、インプラントを入れることは無駄になりかねません。 ベーシックな治療を進めながら、セルフクリーニングの技術を徹底的に身につけていただきます。 |
第2段階(手術) | 抜歯をするときと同じ麻酔薬を注射して、実質約20分から1時間程度の手術で終わります。時間の違いは主に、何本インプラントを埋め込むかによって変わります。 術中は、麻酔が効いているため痛みを感じません。口を開けておくのが疲れるだけです。 術後、麻酔がさめてからの痛みもほとんどの方でありません。まれにあってもかすかだそうです。化膿止めと痛み止めを出しますが、痛み止めを飲んだ方の割合は200人中3人くらいで、それも「なんか痛いような気がしたから念のため飲んだ」というような方ばかりでした。 腫れも多くの方でほぼありません。あっても軽度で、飴玉を口中に含んでいるのかな?というくらいです。ただ女性で皮膚の質によって、術後2、3日で内出血の色が現れる方がおられます。1週間ほどで確実に消えますし、避ける方法も無いことです。想定内ですので心配しないで下さい。 翌日かその次の日に傷口の消毒。1週間~10日後に抜糸。 月に1回のブラッシングのチェック、問題がないかを確認しながら3ヵ月待ちます。 |
第3段階 (完成とその後) |
3ヵ月経過すると顎の骨とインプラントが強固に固定されて、歯の頭をつける準備が整います。歯肉の中のインプラントを口の中に延長する処置を行い、
次に歯型をとって、3回目のアポイントでは歯の頭がついて噛めるようになります。 完成後は基本的に1~2ヵ月に1回のメインテナンスに来ていただきます。 |
メンテナンスの意義
初期の頃は、行なったインプラントに問題が生じていないかを中心に気をつけていました。しかし多くの症例を長期にわたって観察するうちに、インプラントに問題が生じることは、自分の歯よりよほど少ないことがわかりました。現在は、ゆるんでいないか点検したり、あらたにインプラントを入れなくても良いように、残った歯を守っていくことが大きな目的です。
オプション
増骨術 |