歯を残すためにはこのような方法もあります
MI症例①

前寄りの奥歯を1本、失なってしまいました
MI症例①-1

一般的なブリッジでは
MI症例①-2

前後の土台になる歯をぐるりと全周削ってかぶせにします
MI症例①-3

しかし今回は少し削るだけでかぶせがはずれない工夫をしました。
左側の糸切り歯に使ったのは、ピンレッジという技法です。
MI症例①-4

精密で安定性に優れた型取り材料で型を取りました。
保険で使う寒天系型取り材では、こういう仕事は不可能です。
MI症例①-5

ピンの長さ・方向性・先まで型が取れているかを確認します
MI症例①-6

採った型から、実物と寸分たがわぬ模型を作ります。
模型の材料も、硬くて安定性の高い材料を選びます。
MI症例①-7

模型の上で、元の機能を回復すべく補綴物を製作します
MI症例①-8

裏面には型採りと同じ形態が再現されています
MI症例①-9

これを口腔内で歯にはめ込むと
MI症例①-10

このようになります。金合金はとても精度が高い材料で、
MI症例①-11

吸い付くようにはまって、境目に段差ができません
MI症例①-12

歯茎との境の磨り減りは、別途最小限に修復します
仮付けの後、抜歯後の歯肉が治ってから本付けをしました
MI症例①-13